2030年代に大量廃棄が懸念される太陽光パネルについて、政府がリサイクル義務化の法案提出を見送った。太陽光パネルの寿命は20〜30年とされ、30年代後半に大量廃棄が始まりピーク時に年間50万トンに達するとの試算もある。政府は代替策として、発電施設や一般住宅などの所有者に対してはリサイクルを「努力義務」とし、大規模な発電事業者には報告と情報開示を義務付ける内容が検討されている。