2025年12月6日、国立環境研究所の研究グループは、最先端の地球システムモデルによる長期予測を分析し、世界の平均気温の上昇を2℃あるいは1.5℃に抑えるために、これから排出できる二酸化炭素排出量の予測信頼性を高める研究を実施し、Cellから刊行される国際学会誌『One Earth』にオンラインにて報告した。その結果によると、産業革命前からの気温上昇を2℃に抑えるために残された排出量は約4,600億トン(炭素換算)であると結論づけた。この推測によると、2℃に抑えるための残余炭素予算は、わずか数十年で使い果たしてしまう計算になるとのことである。