連日、クマの被害が報道されています。相次ぐ被害から「人を恐れないクマ」が増えていることが伺えます。このような背景には、クマの個体数の増加や地球温暖化による食物不足、また人口減少による里山風景の変化などが考えられます。本来、警戒心が強く臆病であるクマが、人を恐れず、人を襲うようになったことは憂慮すべき事態です。クマの行動は見える変化ですが、見えない(気付かない)生態系の変化にも注意すべきかと考えます。